コンドームを付け忘れた、破れた、付けてもらえなかった、暴行など望まないセックスを強要された等、望まない妊娠を避ける為に役立つのが緊急避妊法(アフターピル)です。
女性だけでなく、男性もぜひ知っておいてほしい内容です。
・性交から72時間以内に、婦人科を受診して緊急避妊薬を処方してもらいましょう。
・最初の服用が早いほうが効果は高くなりますので、可能性のある方は夜間診療の当院をご利用ください。
・かならず避妊できるものではありません。
・自費診療のため、保険証は不要ですが、お持ちであれば持ってきてください。
・中絶薬ではありません。すでに妊娠している方には使用できません。
・緊急避妊は何度も繰り返すことは危険です。あくまで最終手段と考えてください。

ご予約について
受付、問診
医師による診察、説明
治療回数について
1回になります。
費用について(自由診療となります)
お薬について(効果、副作用、用法・容量)
■ プラノバール配合錠
プラノバールは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの二種類の女性ホルモンを配合して作られた薬です。
中容量ピルとも呼ばれています。
プラノバールには多くの効果があります。
月経異常や更年期障害、卵巣機能不全による不妊症などの治療に用いられているほか、排卵をおさえる働きを利用し、生理日をずらす避妊薬としても使うこともできます。
吐き気・嘔吐等の副作用が出る事が多いです。
用法・容量
飲む量は、あなたの症状などにあわせて、医師が決めます。
通常、成人の飲む量および回数は、次のとおりです。
〔機能性子宮出血に使用する場合〕
通常、1日1錠を7~10日間続けて飲みます。
〔月経困難症、月経周期異常(稀発月経、頻発月経)、過多月経、子宮内膜症、卵巣機能不全に使用する場合〕
通常、1日1錠を月経の始まりを第1日目として数えて5日目より約3週間続けて飲みます。
■ ノルレボ錠
アフターピル「ノルレボ錠」は、「黄体ホルモン」のみが含まれているため、旧式のアフターピルでは極めて強かった吐き気・嘔吐感がかなり改善されています。
また、1度の服用で効果があるので、多くのクリニックで推奨され始めています。
ノルレボ錠の妊娠阻止率は約81%で、旧式に比べ妊娠阻止率が高くなったとはいえ、100%ではありません。
あくまでも最終手段であり、性行為の度に使うものではありません。
用法・容量
性交後72時間以内にレボノルゲストレルとして1.5mgを1回経口投与する。
(用法及び用量に関連する注意)本剤を投与する際には、できる限り速やかに服用するよう指導すること。