ヤフーニュースの記事:「「クスリ漬けにされていたのでは」変わり果てた姿で発見された中国人インフルエンサー、薬物検査で陽性反応…肺感染症などの診断も」に精神科医としてコメントをしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5a0b50112f8d104eee2695a8cd4097f6b0942a50

インフルエンサーという肩書きが強調されがちですが、本件はごく普通の20歳の可愛い女の子が被害にあった事件として捉えるべきです。
特に重要なのは、覚醒剤(メタンフェタミン)とケタミンの同時陽性が確認されている点です。
この組み合わせは、偶発的使用よりも、**他者による管理的投与(従順化、逃走防止、解離状態の誘発)**を強く示唆します。
覚醒剤で覚醒と恐怖を維持し、ケタミンで現実感や抵抗力を奪うことで、**「覚醒したまま支配される」**状態が成立します。
医療や捜査の現場では知られた、非常に悪質なパターンです。
今後はPTSDや覚醒剤精神病の遷延、解離症状、抑うつ、自責感など、長期的な精神科的支援が必要になる可能性があります。
これは特別な人の転落ではなく、誰にでも起こり得る被害だという視点が重要だと思います。