ようやく、ストロング缶の缶チューハイの自主規制が始まってくれたようだ。
小私がアルコール依存症専門病院に勤めていた頃から、ストロング系のチューハイや5リットルの透明なバケツに入った大容量焼酎を大量飲酒している患者さんが多かった。
10年くらい前からアルコール依存症の専門病院のメッカである久里浜医療センターの松本先生らが中心にストロング缶と大容量焼酎の危険性を粘り強く啓発していた。
昔は、缶ビールを開ける音や、グビグビとのど越しを表現するような音声が入ったCMがあった。
最近では飲酒欲求をかき立てるため、 自主規制しているようだ。
公衆衛生的にはこういった自主規制は新たな患者さんの出現や病状の悪化防ぐという意味から効果的と考えられる。
また、アルコール文化の健全な発展のためにも健康を害する可能性のある事象への自主規制や法規制は必須である。
業界に自浄作用があったことは大変喜ばしい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/f345b38796804a5c13c5ff33555ebad1e7b1e80b