患者様のお薬を飲んだ感覚が分かるようになるために、色々な薬を飲んでみることがあります。
よく使う薬に睡眠薬やリスパダールといった向抗精神病薬があります。
睡眠薬は不可逆的な副作用があまりないため、自分で試しやすかったのですが、リスパダールは遅発性ジスキネジアといった「口が勝手にくちゃくちゃと動いたり」、「首が勝手に曲がったり」という副作用があり、自分で飲んでみるのが怖いと思っていました。
しかし、「ジスバル」というお薬が出たためそういった遅発性ジスキネジアの副作用が改善できるようになりました。
これでリスパダールを飲んでみて、患者さんにうまく処方できるようになったかもしれません。