ヤフーニュースの記事:「愛知・豊明市議会、スマホ条例案を可決 全市民対象は全国初」に精神科医としてコメントをしました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5877442f401ff3b45dd04b5915cea5455d9c0532

スマホ依存はまだ学術的な検証が十分ではありません。
一方で薬物依存は長年の研究で、アッパー系・ダウナー系・サイケデリック系に分類されます。
スマホは使い方や環境によっては、興奮と報酬を求めて手が止まらなくなることがあり、そのような状態は「アッパー系」と呼ばれる覚醒剤を使用したときの状態に似ているとも言えます。
今後はVR依存のように「サイケデリック系」に近い没入も懸念されます。『スマホ脳』がベストセラーとなりましたが、依存リスクはまだ社会に十分浸透していません。
条例化は警鐘として意義深いですが、個人に自己規制を求めても限界があります。
むしろ企業に努力義務を課す方向が妥当でしょう。
代表的な弊害は①睡眠障害、②不安・抑うつ、③集中力低下です。
規制を通じ、より健康で効率的な社会への前進を期待します。