はしかの感染のしかた

沖縄県や愛知県をはじめ、全国的に麻疹が流行しています。(2018年5月 現在)
「麻疹ウイルス」の感染によって人から人に感染します。
感染性が著しく高く、また、感染するとほとんどの例が発病すると言われています。
感染経路としては空気中に浮遊している状態の感染者、あるいは発病者のくしゃみや咳に含まれる「麻疹ウイルス」を麻疹ウイルスに対して感受性のある人が吸い込むこと(飛沫核感染)、もしくは直接くしゃみや咳のしぶきを吸い込むこと(飛沫感染)で感染します。

潜伏期

麻疹ウイルスの感染後、10~12日間の潜伏期ののち発熱や咳などの症状で発症します。

主な症状

39℃以上の高熱が1週間以上続き、紅い発疹が出現、時には合併症で死亡することがある小児では重要な急性感染症です。3つの期間に大別されます。以下に、典型的な症状を示します。

1.カタル期(2~4日) 
38℃前後の発熱、咳、鼻汁、くしゃみ、結膜充血、眼脂、羞明などが、出現します。そして、一旦熱が下がったころに、口の中の頬粘膜に、白い粟粒のような特徴的な「コプリック(Koplik)斑」が、見られるようになります。
この時期は普通の風邪と区別が付きませんが、ウイルスが大量に増えていて、他の子どもに感染しやすい時期です。

2.発疹期(3~4日) 
一旦下がった発熱が、再び、高熱となり(39~40℃)、全身の上方に始まり下降していく(耳後部、頚部、顔、体幹、上肢、下肢の順に広がる)、特有の発疹が出現します。「コプリック(Koplik)斑」は発疹の最盛期には消失します。
不機嫌、食欲不振が著明で、ぐったりしてきます。

3.回復期(7~9日) 
熱が下がり、発疹が消失しますが、発疹の色素沈着は残ります。
また、リンパ球機能などの免疫力が低下するため、しばらくは他の感染症に罹ると重症になりやすく、また体力等が戻って来るには1ヶ月位を要することが珍しくありません。

合併症

肺炎、中耳炎、脳炎(約1000例に1例)があります。
特に脳炎が重要で、死亡例や、後遺症の残ることもあります。
ワクチン接種でこうした合併症が予防できますので、ワクチン接種は重要です。

アウルクリニックでの接種について

ワクチンにつきましては在庫がありますので、当日接種できます。
しかし、その日の接種者が、多くて在庫切れの場合もございます。
無駄足にならないよう、事前に予約(お問い合わせ画面)をお勧めします。
在庫があれば、当日の接種も可能です。 
接種は、診療時間いつでも受けられます。
体調の良い時に受けて下さい。

費用について

はしか・風疹の混合ワクチン:14,000円