院長挨拶

Doctor

心療内科・精神科

アウルクリニック院長
奈良県立医科大学卒業、済生会野江病院、阪本病院、サムライクリニック院長を経て、昼間は大病院にて常勤医として勤務をする傍らアウルクリニックを開院。
また非常勤医師として、アルコール依存症専門病院、小杉記念病院にてアルコール依存専門外来を担当し、現在は八尾徳洲会総合病院にてコンサルテーション精神医学、リエゾン精神医学や、国立病院機構 南大阪医療センター附属看護専門学校にて、精非常勤講師(精神医学)を担当しています。
著作に「夜しか開かない精神科診療所 / 河出書房新社」「超付箋法 一週間100円で天才と呼ばれる方法 / 澪標」があります。

  • 精神保健指定医 / 臨床研修研修医指導医/緩和ケア研修会修了、同指導医
    日本医師会認定産業医
    依存症治療・研究センター事業(依存症治療体制強化事業)における依存症医療研修修了
  • 日本うつ病学会会員 / 日本精神神経学会正会員 /日本認知行動療法学会会員
  • 株式会社ソフマップ 嘱託産業医 / 八尾徳洲会常勤医師(精神科医長、臨床心理科部長兼務)
  • 大阪ミナミ医療センター看護専門学校非常勤講
アウルクリニック院長

精神科の差別について

アウルクリニック院長

精神科を受診している」と言えば、軽蔑される事がある、またそのようなイメージがある事は承知しています。
また、精神科を受診すると、何らかの病名をつけられ、薬を出されるという不安があると聞きます。現在の医療制度上、病名をつけないと保険診療の対象とならないため、経営上の理由から、そうせざるを得ない面があります。
そこで、当院ではOWLカウンセリングルームを併設し、自由診療(自費)で、臨床心理士がカウンセリングを行っているため、ちょっとした悩みや相談にも対応できるようにしています。
精神科医と心理士が同じ立場で共存する事で、どこからが病気かという事を考え続ける事ができます。恋人の悩み、仕事の悩み、やりたい仕事が無い等、相談してみてください。
『美容室のような精神科クリニックを』は当院の1つのテーマです。
IQテストや性格テスト、精神分析・カウンセリングを行う事が一般的になる時代が、欧米のように日本にも来たのではないでしょうか。
当院は気軽に本格IQテスト、性格テストができる日本唯一のクリニックです。
皆様のプライベートクリニックとしてご利用頂けたらと存じます。

開業医としての役割の線引き

アウルクリニック院長

日本人の死因の第1位:癌、2位:心臓疾患、3位:脳血管障害です。 さらに、厚労働省が5大疾病として精神科疾患を加えました。これらを鑑み、開業医としての役割は、生活習慣病の予防と健診業務にあると考えます。
そして院長の専門である精神科の予防医療として、性格テストやストレステストを使う可能性を視野に入れながら、心のお医者さん・心理士さんを目指したいです。

アウルクリニック院長

医師はデザイナーか

手術は芸術の様なものだとはよく言われていることである。 彫刻の様な美しい手術はまさに芸術というのがふさわしく、分かりやすい。
しかし、精神科医師もアーティスト的な側面があるのではないだろうか。病気や症状(テーマ)を抱えた患者さん(クライアント)は医師に相談をして、医師は体調や生い立ち、現在の環境を細く聞き取りし、処方箋(デザイン)を出す。精神科診療をする上で大切なことは相談をして聞き取るという部分である。
デザイナーがクライアントの体験を追体験していく。現代社会において、クライアントの依頼は複雑に絡み合うが、問題を整理しストーリーを与えていくという、まるで小説家にも似た仕事だと感じる事がある。
若者文化の中心地アメリカ村でNOYESのスタイリッシュなソファーの上で創作活動をさせて頂いているのはこの上ない幸せなのである。( What design can do.What design should do/廣村正彰著 より一部引用 )