トリンテリックスは日本では2019年11月に発売となった新しい抗うつ剤で、欧米では2013年より発売されています。
デンマークのルンドベック社が創製したもので、日本では武田薬品工業と共同開発しました。

セロトニンの働きを高める作用のあるお薬で「不安や落ち込み」といった精神症状の改善に効果が期待できます。
そのため、うつ状態だけでなく、不安の病気にも効果も期待されます。

トリンテリックスの副作用は、嘔吐や下痢、睡眠が浅くなる不眠、性機能障害などがありますが、他の抗うつ剤より比較的緩やかだといわれています。
また、服用は一日一回でよいので、一日も何度も飲む手間がないのも良いところです。