コンサータは、メチルフェニデート塩酸塩が主成分の薬です。
脳内の神経細胞の間で情報を伝える神経伝達物質(ドパミン、ノルアドレナリン)を増加させ、神経機能を活性化し、注意力を高めたり、衝動的で落ち着きがない等の症状を改善します。
通常、注意欠陥多動性障害(ADHD)の治療に用いられます。
18歳未満でも服用することができます。

服用について

コンサータは服用しはじめると1週間以内に効果が表れはじめます。
服用すると薬効が12時間続きます。
原則として午後の服用は避けてください。
徐放性製剤ですので、かんだり砕いたりして服用してはいけません。

コンサータの副作用

主な副作用として、食欲減退、不眠症、体重減少、頭痛、腹痛、悪心、チック、発熱、睡眠障害、動悸、口渇などが報告されています。
このような症状が発生した場合は、お医者様に相談するようにしてください。

コンサータ錠適正流通管理委員会

コンサータの適正使用のため、コンサータ錠適正流通管理委員会(http://www.ad-hd.jp/)という組織があります。
ADHDの診断・治療に精通し、コンサータのリスク等についても十分に理解している医師のもとでコンサータが使用されるよう適正な流通管理を行っています。

アウルクリニックは、コンサータ錠「仮登録医師」として、登録完了しております。