【参考資料】Dr.倫太郎 http://www.ntv.co.jp/dr-rintaro/

倫太郎と宮川教授が診断方針を巡って争っていましたね。
宮川教授はMRIの脳画像のみをみて、
「生物学的精神医学では、異常が見られない」
倫太郎は「患者さんの話を聞かないと分かりません」
と言い合いをする場面がありました。

宮川教授の発言は極端すぎますが、精神医学は歴史的にカウンセリングや傾聴を中心とする精神病理学と生物学的精神医学の間で揺れ動いています。
精神医学が医学として・科学として認められるために常に生物学的な根拠研究し続けています。

光トポグラフィーという先端医療が診断の補助として保険適応になったのも最近の話題です。
しかし、生物学的な検査で診断しても、それがあっていたかどうかは経過を診ないと結局わからないのではないでしようか。
あくまで、バランスが大事で、ケースバイケースですが、当院では大学病院並の心理検査の充実度を武器に充分な問診ができるように心がけています。