死刑囚であっても、人権と必要な医療は守られるべきです。
死刑囚では、長期の独居的な拘禁環境そのものが、新たな精神症状を引き起こしたり、既存の症状を悪化させたりする可能性が指摘されています。
ニューヨークでは、重い精神疾患のある収容者を治療ユニットで支援するCAPSがあり、自傷や受傷の減少が報告されていますが、既存体制に加えて年間約150万ドルを要します。
私も国内の拘置所へ患者さんに面会した経験がありますが、同様の集中的治療を日本で広く行うのは容易ではないと感じます。
死刑という確定判決を維持するのであれば、執行まで長期間こうした環境に置き続けることが、本当に人道的なのかという議論も必要です。
人権を重視する立場からも、必要な医療を保障するのか、それとも確定後の期間をいたずらに長期化させないのか、正面から考える必要があると思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a23615cb2f10284b83a8aacf4068ae7737e973e4
