補足 この記事で話題になっているのは、ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。
問題は「薬が悪い」のではありません。
精神科で診療していると、「眠りたい」のではなく、「現実から数時間だけ逃げたい」という理由で薬に依存してしまう方に出会います。
近年は、依存性に配慮したオレキシン受容体拮抗薬など新しい睡眠薬も登場し、ベンゾジアゼピン系薬剤の処方は今後さらに減っていくと思われます。
しかし、それでもグリ下の子どもたちがいなくなるわけではありません。薬への依存が減っても、心の苦しさが残れば、アルコールや市販薬、違法薬物、自傷など、別の「逃げ道」に向かう危険があります。
依存をなくすことより難しいのは、「依存しなくても生きられる場所」をつくることです。薬だけを取り締まっても、この問題は解決しません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7a82eecbbb03ef702173f992c9df64d6a800cda7
