ヤフーニュースの記事:「精神障害者保健福祉手帳、所持者154万人超「1年で10万人以上の増加」」に精神科医としてコメントをしました。
タイトルだけ見ると、精神障害者保健福祉手帳の増加を問題視する記事かと思いましたが、本文は制度の役割を丁寧に伝えている内容だと感じました。
精神疾患は目に見えにくく、本人のつらさも周囲に伝わりにくい。
だからこそ、手帳は見えない困難を社会的に見える形にし、支援につなげる大切な制度だと思います。
日本の精神医療は、呉秀三が「我邦十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の他に、この邦に生まれたるの不幸を重ぬるもの」と述べた時代から少しずつ制度を整えてきました。
一方で、診療の質のばらつきや安易な診断への懸念もあります。制度を守るためにも、患者側が医師やクリニックを見極める啓発も必要だと思います。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f8df2f6b2cf5068e7841fbabb7c052945d58201d
